大阪教育大学附属高等学校池田校舎は、マリンチャレンジプログラム2026に参加しているチームです。研究テーマは「外来魚アメリカナマズの食資源化は、個体数抑制につながるか」。同校2年生の探究班が、関西大会に出場しました。厄介者を資源に変えられるのか。その問いに挑む姿勢が光ります。
琵琶湖への思いから生まれた問い
研究のきっかけは、幼いころから親しんできた琵琶湖の環境問題への関心です。外来魚のブラックバスを提供しているお店があると知り、「アメリカナマズも活用できるのでは?」と考えました。駆除を長く続けるには予算や人手が課題になります。駆除した個体を食べて活かすことで、その財源にできないかというのが、チームの着眼点です。
実際に淀川で釣りによる捕獲調査を行い、胃の内容物を観察。調理して食べてみたり、料理人や漁業関係者に話を聞いたりして、食材としての可能性を探りました。関西大会では、ブラックバスを扱う飲食店へのインタビューから見えた流通の課題や、校内の生徒・教員を対象にした試食による官能調査を紹介しています。
発表当日にも味を知ってもらいたいという思いから、生徒自身が保健所へ衛生面の確認を行うなど、安全面にも向き合いながら準備を進めました。
関西大会を終えて
関西大会では、全国大会(2027年2月・東京)への出場はかないませんでした。それでも、ここまで積み重ねた研究は大切な財産です。これからも研究を続けられるよう願っています。がんばってください。JASTO は心から応援しています。






