愛媛県立松山南高等学校は、マリンチャレンジプログラム2026に参加しているチームです。研究テーマは「捕食リスク手がかりがカワリヌマエビ属の背景選好に与える影響」。理数科2年生の水生生物研究班が、2026年8月の中国・四国大会に出場しました。
面談で歩んだ研究の道のり
研究コーチとの面談は、4月から8月初めにかけて5回行われました。初回面談の時点で、これまでの研究をポスターにまとめ、実験の設計から統計処理までを自分たちで行っていたことが印象的だったそうです。そこで、動画を目視で観察する方法を改め、行動追跡ソフトで解析する方法を一緒に検討しました。
定期考査をはさみながら、天敵がいるときの行動を調べる実験を進め、7月には、当初の仮説とは異なる結果が得られました。「仮説と違うからだめだ」ではなく、「この結果は何を示しているのだろう」とデータに向き合う姿勢が、研究コーチから高く評価されました。あわせて、検定の前にデータの分布を確かめることなど、統計の考え方も学びました。
発表づくりでは、検定の方法に合ったグラフで示すこと、比べる条件を並べて見せること、背景の説明で言葉の意味を明確にすることなど、聞き手に伝わる工夫を重ねました。8月初めには顧問の先生も加わった発表練習で、想定される質問に備え、質疑では一呼吸おいて相手の質問を理解してから答える、という心構えも確認しました。スライド提出後に追加の観察実験を行い、結果を反映させる粘り強さも見せています。
地方大会を終えて
全国大会(2027年2月・東京)への出場はかないませんでしたが、大会では助言を受け、研究方法や分析、今後の検証に向けた課題が見えてきたとのことです。「全国大会に向けた実験も進めたい」と話していたほどの探究心を、これからも大切にしてください。研究を続けられるよう願っています。がんばってください。JASTO は心から応援しています。






