マリンチャレンジプログラムでは、熱意を持って海・水産分野・水環境の研究に取り組む中高生の皆さんからの申請を2021年度も募集しています(2021年2月8日締切)。そこで、2021年度のエントリーをサポートするためのオンラインセミナーを2021年1月15日(金)に開催いたしました。当日は全国から12名の中高生・教員が参加しました。
【概要】
日時:2021年1月15日(金)17:00-18:00
形式:Zoomによるオンライン開催
対象:マリンチャレンジプログラムに関心のある中学生、高校生、学校教員など(分野不問、申請者本人の参加を推奨)
内容:
・マリンチャレンジプログラムの紹介
・エントリーのポイントと注意点
・エントリーに向けた質問や相談
【当日でてきた質問】
Q:マリンチャレンジプログロムの審査基準は?
A:Webページに記載している募集要項内にも明記している下記の3つが審査基準です。
1. 申請書に不備がないか。わかりやすく記述できているか。
2. 研究チームに熱意があるか。
3. 課題設定→文献調査→仮説設定→検証実験の流れがあるか。
詳細はこちらのリンクをご確認ください。
Q:採択されない申請書はどのようなものですか?
A:採択基準を満たしていないものは採択されません。また、背景や解決したい課題に一般的なことしか書いておらず、申請者の考えや想いが含まれていないと審査の際に「もったいないなぁ」と思うことがあります。自分が研究に取り組むきっかけや想いなどを記載してほしいです。
また、地区大会に向けて、どのような実験を進めるのか自分たちなりの研究計画がきちんと考えられているかも審査の際には見ることが多いです。
Q:申請書の文章が長すぎると採択されづらいですか?
A:それぞれの項目に基準はあります。ただし文章量よりも伝わりやすさを重視しています。みなさまの申請書を審査する人は、全く異分野の人かもしれません。異分野の人が読んでもわかりやすい文章にすることを心がけてください。
Q:採択された場合、オンライン面談には先生も同席してもよいですか?
A:先生の参加は可能ですが、基本的には生徒中心でご参加ください。研究アドバイザーからの質問などには、自分たちで考えて回答しましょう。
Q:オンライン面談はどんなこと話しますか?
A:チームの悩みをきいて、研究アドバイザーと一緒に実験条件を考えたり、考察の議論をしたりします。考察の議論は、まずは自分たちで考えたことを研究アドバイザーに聞いてもらい、議論を深めるようにするとよいです。もちろん皆さんの研究以外の話もOKで、例えば研究アドバイザーを担当する研究者の研究の話や大学での研究生活について話を聞かせてもらうこともありました。
マリンチャレンジプログラムでは、2021年度のエントリーをサポートするためのオンラインセミナーを2021年1月21日(木)にも開催します。
・マリンチャレンジプログラムに興味はあるけど、どう応募したら良いか分からない。
・どんなテーマなら採択されるのか分からない。
・新しいテーマに取り組んでみたいけど、手法が思いつかないから質問したい。
マリンチャレンジプログラムに関わるあらゆる疑問や質問にお答えします。
奮っての参加をお待ちしております!!