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マリンチャレンジプログラム2023 共同研究プロジェクト 採択者決定!

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日本財団、JASTO、リバネスは、人と海との未来を創り出す仲間づくりのため、2017年よりマリンチャレンジプログラムを開始しました。これまで、海洋・水環境に関連するあらゆる研究に挑戦する中高生研究者を対象に、研究費の助成や研究コーチによるサポートを行ってきました。

2021年には、同分野の中高生研究者の裾野を広げるべく「マリンチャレンジプログラム 共同研究プロジェクト」を新たに立ち上げました。このプロジェクトでは、「日本の海洋微生物マップを作ろう!」という共通テーマのもと全国の学校から参加校を募り、実験手法や研究の基礎となる考え方を学びながら海洋・水環境に関する研究の「はじめの一歩」をいっしょに歩んでまいりました。

この度、マリンチャレンジプログラム2023共同研究プロジェクトの採択校を決定したのでお知らせいたします。数多くの申請をいただき、厳正なる審査の結果、全国から10校が採択されました。採択校は2024年3月に実施される全国大会での成果発表を目指して、本プログラムのサポートのもと1年間の研究を進めます。

採択校は以下の通りです。

No.所属研究代表者氏名所在地
1佐世保工業高等専門学校加藤千夏長崎県
2東海大学付属相模高等学校中等部久保 祐輔神奈川県
3土浦日本大学高等学校鈴木 大輝茨城県
4福井県立藤島高等学校鈴木 孝志朗福井県
5秋田県立秋田高等学校藤井 由紀子秋田県
6青森県立名久井農業高等学校泉山 菜摘青森県
7神戸市立科学技術高等学校小熊 一輝兵庫県
8千葉県立船橋高校菅野 裕司千葉県
9近畿大学附属広島高等学校福山校松尾 美利広島県
10金沢高校太田 湊馬神奈川県

<年間の活動の流れ>

◯キックオフミーティング(5月)

オンラインで採択校同士が一堂に会し、共同研究プロジェクトのキックオフを実施します。研究の基本的な進め方や、これから進めていく実験手法についてもレクチャーを受けます。

◯研究推進(5月〜2月)

海水サンプリング、プレート培地による培養、個別種の単離培養等の実験を通じて、身近な海/水環境における海洋性細菌の分布を明らかにします。

期間中は、数回のオンライン合同ミーティングを実施しながら互いの結果を共有したり、ディスカッションを実施したりします。また、研究成果の発信するための発表資料の作成にも取り組みます。

◯新規研究テーマ構想(12月〜2月)

仮説→検証という研究の基本的なサイクルを経験したうえで、改めて自身が解明したい問い・取り組みたい研究テーマを考えます。考えた研究テーマは、次年度のマリンチャレンジプログラムへの申請を目指します。

◯研究成果発表(3月)

マリンチャレンジプログラムの全国大会にて、1年間の研究の成果をポスター発表します。また、マリンチャレンジプログラムの全国大会発表者の発表を聞き、同年代の研究者とのディスカッション等を通じて研究に対する考えを深めます。

今後、チームの活動についてはマリンチャレンジプログラムのWebサイトに随時更新してまいります。採択者らのチャレンジを応援いただけますと幸いです。

本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐた めに、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」”の一環で行っています。

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