ホーム 未分類 【実施報告】マリンチャレンジプロプラム2020 関西大会 ~海と日本プロジェクト~を開催。 全国大会に進む4チームが決定!

【実施報告】マリンチャレンジプロプラム2020 関西大会 ~海と日本プロジェクト~を開催。 全国大会に進む4チームが決定!

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2020年8月30日(日)に「マリンチャレンジプログラム2020 関西大会〜海と日本プロジェクト〜」を開催しました。(主催:日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス)
当日は、関西地区の5府県から9チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。

発表チームおよび、優秀賞受賞チーム、研究代表者は以下の通りです。

<発表演題・優秀賞一覧>

受賞 発表順 研究テーマ 研究代表者 都道府県
優秀賞 シロアリが日本を救う!?
~シロアリが魚体に及ぼす影響~
清風学園 大阪府
生息環境の大きく異なるドジョウ科2種の生態の比較 大阪府立富田林高等学校 大阪府
海岸の砂の大きさはオカヤドカリ類の分布に影響を与えるか? 串本古座高校 和歌山県
優秀賞 天然物に含まれるジャンボタニシの誘引・忌避物質の探索および特定 和歌山工業高等専門学校 和歌山県
オタマボヤの分布に注目した生態系から海を知る 須磨学園高等学校 兵庫県
電気分解による水質改善 滋賀県立八幡工業高等学校 滋賀県
優秀賞 7 タナゴ属の人工的産卵装置の開発 ~イタセンパラ保護のために~ 愛知県立一宮高等学校 愛知県
  8 滋賀県某河川における希少淡水魚ハリヨの生息状況評価~理想的な保全に向けて~ 河瀬高校科学部 滋賀県
優秀賞 9 扁形動物門単生類と宿主魚類の分子系統学的研究 ~宿主と寄生虫の共進化の可能性を探る~ 白陵中学校・高等学校 兵庫県

 

<研究交流参加校>

マアジが誤食した海洋プラスチックの年代測定から考える地域イベントへの提案 和歌山工業高等専門学校 和歌山県
耳から海へ〜音楽を通した海洋環境教育活動〜 鈴鹿中等教育学校 三重県

 

受賞理由
【清風学園】
飼育実験において、高額な市販の飼育装置に代わり、自分たちで工夫して安価な装置を組み上げ、データを出した点がよかった。今後は、ぜひ具体的に養殖用の魚種で試験して実用化に向けて取り組んでほしい。

 

【愛知県立一宮高校】
イタセンパラにかける情熱がオンラインでもしっかり伝わってきた。独自に繁殖装置を開発し、検証方法にも工夫があり、今後の結果が非常に楽しみなテーマであった。

 

【和歌山工業高等専門学校】
課題意識がはっきりしており、仮説もわかりやすかった。実験方法もよく考えられており、複数の指標を用いて数値で評価しているのがよかった。

 

【白陵中学校・高等学校】
限られたデータの中で丁寧に解析し、きっちりとまとめられていた。論文化も期待でき、今後の研究に大きく期待したい。

 

<参加した生徒の声>
・今回の実験で見つかった改善点を生かして、丁寧に実験を進めていきたいと思います。
・私たちと同じように、興味を持った分野に対して情熱をもって研究をしている方々の活動の様子を見ることができるとても良い機会でした。
・自分が扱っている分野と異なる内容の研究についても詳しく聞くことが出来て、魚や海についての理解が深まったように感じました。

<参加した指導教員の声>
・学生にとっては大変刺激的な機会となったと思います。このような機会を提供して頂いている関係各団体様には、心より感謝申し上げます。また、アドバイザーの皆様には、適切なご助言を頂きました。有り難うございました。

<実施概要>
大会名:マリンチャレンジプログラム2020 北海道・東北大会 〜海と日本PROJECT〜
主 催:公益財団法人日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス
日時:2020年8月30日(日)11:00~16:30
場所:オンライン
内容:地方大会選出チームによる研究発表、研究交流会
参加者:関西ブロック採択チーム 9チーム、その他見学者(youtube liveより視聴)

審査員
審査員長 丸 幸弘 株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO
審査員  都筑 幹夫  一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 代表理事/東京薬科大学 生命科学部 名誉教授
審査員  吉川 裕 京都大学理学研究科地球惑星科学専攻 准教授
審査員  三浦 夏子 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 助教
審査員  小泉 拓也 Biologging Solutions株式会社 代表取締役

<今後の地方大会スケジュール>

関東ブロック
日程:2019年9月5日(土)11:00 – 17:00(受付開始 10:30)
場所:オンライン

<各大会聴講見学申込みはこちら>

各ブロック大会の優秀賞受賞チームは、今回得たことを糧に、さらに研究を行い。翌年3月の全国大会にて研究成果を発表します。

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