JASTOは日本財団とともに、2019年8月23日(金)に「マリンチャレンジプログラム2019 中国・四国大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催致します。
2017年度より開始した「マリンチャレンジプログラム」は、人と海との未来を創り出す仲間づくりのため、海・水産分野・水環境にかかわるあらゆる研究に挑戦する中高生研究者を対象に、研究資金助成や研究アドバイザーによる研究サポートを行なってきました。
本プログラムを通じて、未知なる海の可能性に興味をもち、答えのない研究に挑戦する力を磨いた中高生が、10年後、私たちの仲間となって、海に囲まれたこの国の海洋科学技術を既存領域にとらわれず発展させていくことを期待しています。2017年度は59チーム、2018年度は60チーム、2019年度は40チームの日本全国の中高生がプログラムに参加しています。また、このプログラムは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
本大会では鳥取県・山口県・広島県・岡山県・高知県・愛媛県から集まった中高生8チームによる口頭での研究発表が行われ、研究者による審査により、翌年3月に東京で開催する全国大会への出場チームを決定します。中高生達が研究テーマについて熱く語り、目を輝かせる姿をを是非ご自身の目でご確認ください。
【マリンチャレンジプログラム2019 中国・四国大会 〜海と日本PROJECT〜】
1. 概要
大会名:マリンチャレンジプログラム2019 中国・四国大会 〜海と日本PROJECT〜
主 催:公益財団法人日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス
日 時:2019年8月23日(金)11:00-16:10(一般受付開始:10:30)
会 場:高松東急REIホテル 3階 讃岐(〒760-0024香川県高松市兵庫町9-9)
アクセス:JR「高松駅」から徒歩10分
駐車場:ホテル裏手の立体駐車場をご利用ください(無料)。
※車のサイズによりご利用できない場合があります。
参加者:プログラム採択チーム8チーム、その他見学者
一般問い合わせ先:03-5227-4198(株式会社リバネス 担当:瀬野)
※見学参加者は事前のお申込みが必要です(見学参加無料)
2. 当日スケジュール(予定)
時刻 | プログラム内容(予定) |
10:30 | 一般受付 |
11:00 | 開会式 |
11:20 | 口頭発表1〜4 |
12:20 | 昼食 |
13:05 | 口頭発表5〜8 |
14:10 | 修了生メッセージ (過去参加者によるプレゼンテーション) |
14:20 | 研究者講演 |
14:55 | ポスター交流会 |
15:25 | 表彰式・閉会式・集合写真撮影 |
16:10 | 解散 |
3. 発表一覧
発表順 | 研究テーマ | 研究代表者 | 都道府県 |
1 | 好塩性・耐塩性細菌の最適増殖条件を探る | 山田 宗草愛媛県立今治西高等学校 | 愛媛県 |
2 | 瀬戸内海に生息する石油分解菌の可能性 | 山根 茉紘山口県立徳山高等学校 | 山口県 |
3 | 柏島を拠点に高知県沿岸の環境を微小貝から考察する | 谷 大地土佐塾高等学校 | 高知県 |
4 | 海環境におけるマイクロプラスチック汚染指標の作成 | 福田 有佑広島県立広島国泰寺高等学校 | 広島県 |
5 | 顎無しで砂に潜れる無顎類 | 松本 生成鳥取県立鳥取西高等学校 | 鳥取県 |
6 | 海底でのごみ回収装置の開発について | 木本 大聖広島県立広島国泰寺高等学校 | 広島県 |
7 | 降河回遊種モクズガニにおける海と川の連続性の評価から ~堰の材質、構造とモクズガニの遡上について~ | 田中 宏樹金光学園中学・高等学校 | 岡山県 |
8 | 養殖鯉の廃棄稚魚からの魚醤生産 ~残渣ゼロプロジェクト~ | 荒木 舞桜里広島県立世羅高等学校 | 広島県 |
4. 研究者講演
多田 邦尚 氏(香川大学 農学部 教授 / 香川大学瀬戸内圏研究センター センター長)
「海洋の生物と食物連鎖〜陸上とはこんなに違う!〜」