8月6日、函館市国際水産・海洋総合研究センター(北海道函館市)にて、マリンチャレンジプログラム2018北海道・東北大会〜海と日本プロジェクト〜を開催しました(主催:日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス)。
当日は、北海道・東北の5道県から12校13チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。
<実施概要>
日時:2018年8月6日(水)9:30開場、10:00~16:00
場所:函館市国際水産・海洋総合研究センター(〒040-0051 北海道函館市弁天町20番5号)
参加者:発表チーム中高生35名、教員14名、アドバイザー2名、見学者15名、審査員・講演者8名、計74名
優秀賞受賞チーム、研究代表者は以下の通りです。
<発表演題・優秀賞一覧>
受賞 | # | 研究テーマ | 研究代表者 | 都道府県 |
1 | 地理的条件を考慮した海洋教育の研究 | 畠山 紗奈(宮城県気仙沼高等学校 3年) | 宮城県 | |
2 | 透明骨格標本の作成技法の検討 | 佐藤 優里(山形県立米沢興譲館高等学校 2年) | 山形県 | |
3 | 宮城県の海棲ほ乳類の事例から海の環境を知る | 佐々木 朋華(仙台城南高等学校 2年) | 宮城県 | |
優秀賞 | 4 | 季節による十八鳴浜の変化 | 齋藤 一輝(宮城県気仙沼高等学校 3年) | 宮城県 |
5 | 松原干潟の生物調査 | 佐藤 利輝(宮城県志津川高等学校 3年) | 宮城県 | |
6 | アフリカにおける自然浄化能力を活用した水質改善の試み | 竹田 彩乃(山形県立山形東高等学校 1年) | 山形県 | |
優秀賞 | 7 | 植物を使って塩害土壌を克服するⅡ | 末永 夏生(福島県福島市立渡利中学校 3年) | 福島県 |
8 | “サバの腐りかけ”は本当に旨いのか ~旨みと腐敗を科学する~ | 市川 諒(八戸工業大学第二高等学校 1年) | 青森県 | |
9 | 北海道室蘭電信浜の海藻相解析 | 高橋 凛(市立札幌開成中等教育学校 高校2年) | 北海道 | |
10 | マコンブの活動状態および海洋環境測定装置の開発 | 高谷 颯斗(北海道函館水産高等学校 1年) | 北海道 | |
11 | イワノリの陸上養殖に向けた基礎研究Ⅱ | 佐藤 優衣(山形県立加茂水産高等学校 2年) | 山形県 | |
12 | オホーツク海根室海峡における珪藻類の季節変動を追う。 | 河本 和那(北海道標津高等学校 1年) | 北海道 | |
優秀賞 | 13 | 藻類を活用し海水中の有用な金属イオンの回収を試みた基礎的な研究 ~アミミドロによるMg回収を目指して~ | 遠藤 瑞季(学校法人福島成蹊学園福島成蹊高等学校 2年) | 福島県 |
<当日の様子>
発表の様子 | 優秀賞3校 |
藻類を活用し海水中の有用な金属イオンの回収を試みた基礎的な研究 ~アミミドロによるMg回収を目指して~ 遠藤 瑞季さん
(学校法人福島成蹊学園福島成蹊高等学校 2年) |
植物を使って塩害土壌を克服するⅡ 末永 夏生さん
(福島県福島市立渡利中学校 3年) |
季節による十八鳴浜の変化 齋藤 一輝さん
(宮城県気仙沼高等学校 3年) |
集合写真 |
全国の採択チーム・研究テーマ一覧は、マリンチャレンジプログラムウェブサイトからご覧いただけます。(マリンチャレンジプログラムは「海と日本PROJECT」の一環で実施しています)
マリンチャレンジプログラムウェブサイト:https://marine.s-castle.com/school/
■今後の大会スケジュール
各地域ブロック大会の優秀賞受賞チームは、3月の全国大会にて研究成果を発表します。場所は東京都内を予定しております。詳細は決定次第、ウェブサイトで情報を掲載予定ですのでご確認ください。
※追記
2019年3月15日、全国大会を実施致しました。
ウェブサイト:https://marine.s-castle.com/