8月27日、JR博多シティ(福岡県福岡市)にて、マリンチャレンジプログラム九州・沖縄大会〜海と日本プロジェクト〜を開催致しました(主催:株式会社リバネス、日本財団)。当日は、九州・沖縄地域のの5県から10チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。
優秀賞受賞チーム、研究代表者は以下の通りです。
研究テーマ
研究テーマ | 学校名 | 研究代表者 |
サンゴの卵を回収するシステムの開発 | 独立行政法人 国立高等専門学校機構 沖縄工業高等専門学校 | 金城 拓登 |
魚類の感じるストレスや影響,それに対する逃避行動について | 福岡県立新宮高等学校 | 三輪 海晴 |
捨てられるウニと菌で農業を元気に | 鹿児島県立鶴翔高等学校 | 新塘 佳奈 |
<実施概要>
日時:2017年8月27日(火)10:30開場、11:00~17:00
場所:JR博多シティ(〒812-0012福岡県福岡市博多区博多駅中央街1番1号)
参加者:発表チーム中高生41名、教員・その他見学者等28名 計69名
<参加校一覧>
発表順 | 研究テーマ | 学校名 | 研究代表者 |
1 | ウミホタルの餌に関する嗜好性解析 | 福岡工業大学附属城東高等学校 | 黒瀬 祥吾 |
2 | 水中における太陽光発電にせまる | 沖縄県立八重山高等学校 | 宮良 大地 |
3 | サンゴの卵を回収するシステムの開発 | 独立行政法人 国立高等専門学校機構 沖縄工業高等専門学校 | 金城 拓登 |
4 | ウデナガカクレダコの観察学習 | 北部農林高等学校 | 仲宗根 和哉 |
5 | サメの年齢査定法の開発と魚の生活史解明 | 熊本県立宇土高等学校 | 庄村 実優 |
6 | 魚類の感じるストレスや影響,それに対する逃避行動について | 福岡県立新宮高等学校 | 三輪 海晴 |
7 | 北九州平尾台カルスト 広谷湿原の復活(面積測量と地下水)+ ラムサール条約 | 東筑紫学園高等学校 | 松下 仁亮 |
8 | アリアケスジシマドジョウの保護に向けてー人工繁殖とタイムラプスー | 佐賀西高等学校 | 畑瀬 詩乃 |
9 | 捨てられるウニと菌で農業を元気に | 鹿児島県立鶴翔高等学校 | 新塘 佳奈 |
10 | 牛糞肥料・干潟土壌による水素発生~雑草から水素を発生させる研究~ | 熊本県立第二高等学校 | 木村 春香 |
<当日の様子>
口頭発表
ポスター交流会
特別講演
講演タイトル「サメの多様な繁殖戦略 ~沖縄美ら海水族館がリードするサメ研究~」
一般財団法人沖縄美ら島財団総合研究センター 佐藤 圭一 上席研究員
特別講演では一般財団法人沖縄美ら島財団総合研究センターの佐藤 圭一上席研究員にご講演いただきました。サメの歯の形の特徴から、近年まで謎であったサメの繁殖方法の最先端研究の内容まで、映画などで有名なホホジロザメや、水族館で人気のジンベイザメを例に取り上げながら、ご講演いただきました。
集合写真
全国の採択チーム・研究テーマ一覧は、マリンチャレンジプログラムウェブサイトからご覧いただけます。https://marine.s-castle.com/(マリンチャレンジプログラムは「海と日本PROJECT」の一環で実施しています)
■今後の大会スケジュール
各地域ブロック大会の優秀賞受賞チームは、東京都内で行われる予定の3月の全国大会にて研究成果を発表致します。